子持ち看護師が再就職するメリット。復職は高い壁ではない

こんにちは、やよいです。

子持ちで復職をしよう!と考えたら

就職活動をしていくのですが

どうしても自分のネガティブな部分が見えてきませんか?

「子持ちで働くって大変じゃないかな」

「フルタイムで働くのは厳しいから常勤は無理かな・・・・」

「子供がいるから夜勤もできないし条件厳しいから断られるかな・・・・」

病院など医療機関側としては

やはりきちんと勤め上げてもらえる人材を求めますし、

子持ちであったら

子供の急病などで早退や欠勤もあるでしょう。

長期休みには預け先のない人は働けませんね。

そうやって

悲しいかな、間口がどんどん狭くなっていくんですよね。

しかし、子持ち看護師にはデメリットばかりではなく、

メリットもたくさんあるんです。

1.長期に働ける

子供が手を離れていくにしたがって

働ける時間や範囲も広がるので長期に同じ医療機関に勤めていくことが可能です。

そして、そのときにそこの施設が「働きやすい」と感じてもらえたら

産前産後の休暇や育児休暇などのブランクを明けても

戻ってくるでしょうから

人材の確保、と言う意味でも有効です。

さらに本格的に復職を、と考えている人は

現場を離れるタイミングまで働いていく可能性が高いので

より長期に働いてもらえる人材を確保できます。

2.後輩へのフォローが可能になるので人材の幅が広がる

子持ちで働いている人が多いと言うことは

いずれ、「子供がいるけど復職したい」と考えて就職をしてくる人たちの

いいモデルとなります。

入ってくる後輩になる子持ち看護師も

同じ経験をしてきた先輩がいると心強いですよね。

子育てをしながら長く働いてきた人がいるということは

自分もまた長く働いていくことが出来る、という

モデルになりますもんね。

3.潜在看護師を確保できる

日本には潜在看護師は約71万人いると言われています。

(平成24年厚生労働省調べ)

あぁ、わたしも入っているんだ・・・・・と思いました^^;

看護師で働いている人は約154万人と言われています。

(平成24年厚生労働省調べ)

この人数ではまだまだ看護師不足と言われていますが

その中で新規に資格を取る人が約5、1万人。

そして離職者が約16,1万人です。

(共に平成24年厚生労働省調べ)

こうなってくると、看護師不足なのに

どんどん確保できる人が減っているんですよね。

しかし、そこに潜在看護師を再び雇用することで人材を確保して行こうとという動きが

活発になってきています。

潜在看護師で再就職をしているのは約71万人のうち、

なんと約14万人です。

(平成24年厚生労働省調べ)

つまり、医療機関としても潜在看護師を

貴重な人材として求めていることがわかります。

4.「復職をサポートしている医療機関」としてアピールできる

復職をする体制が整っていれば、

そこをアピールして潜在看護師を確保することが出来ますし、

新規に資格取得をした人たちにも

「長期に勤めやすい体制が整っている」というアピールが出来ます。

なぜならば、看護師は依然として女性が多いです。

ということはいずれ妊娠出産のために現場を離れることが考えられるんですね。

そうしたときに退職をしていく人が多くなるのですが

「ブランクがあっても受け入れる体制が整っていますよ」とアピールがあれば

始めからそこで働いて復帰出来たら一番負担も軽いですし、

何より慣れた職場へ戻ることは気が楽ですよね。

そうやって新規に資格を取った人たちも確保できるということです。

こうやって考えると、

子持ちの看護師であることはデメリットばかりがクローズアップされてしまいますが

メリットも多くあり、

復職をしたい看護師と

人材を確保したい医療機関側とで

実は利害も一致していたりするんです。

なので、あとは復職を自分の条件に有利に進めていくには

やはり転職サイトを利用し

交渉をしていってもらって

納得のいく条件で働けるようにしていくことでしょう。

人材を求める医療機関側との交渉は

「子持ち」だけを理由に断れることはありません。

その証拠が再就職している看護師の人数にも表れていますし、

あとはうまく自分の条件と折り合いをつけていくだけです。

ただし、自分だけの情報で

医療機関と交渉をしていくことは難しいので

転職サイトを活用していきましょう。

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