こんにちは、やよいです。
復職をするときには
ブランクもありますし、
子供もいて働くことは不安もいっぱいなので
無理なく始めたいですよね。
いきなりフルタイムは不安ですし、
たいていの人が
「まずはパートから・・・」
とか考えるのではないでしょうか？
わたしも例に漏れず、そうでした。
だって、怖いものは怖いんです。
辞めたら専業主婦にはすぐに慣れたのに、
育児も始まって慌ただしく過ごす日常が
当たり前になっていくのは自然だったのに、
仕事復帰にこんなにハードルがあるなんて・・・・
と思ったものです。
ブランクの年数が伸びるたびに
「もう復帰できる気がしない・・・・」
と、怖い気持ちは膨らみ、
足は遠のいていきました。
ブランクがあって復職したら
現場の勘が戻るのは
どれくらいかかるでしょうか？
それはブランク前の経験の差もありますし、
どんな部署で働いていたのか、
ブランクの年数、
復職した部署などによっても変わってきますので
一概には言えませんが
ただひとつ言えることは
ブランク明けで復帰する場合、
「働く時間」が現場の勘を取り戻すのに大きく左右します。
たとえば、週に1回3時間の勤務で復帰した場合と
週に3回、3時間の勤務で復帰した場合では
1週間で3倍の経験の差が出来てしまいます。
1か月経てば、前者は週に1回×3時間×4週=12時間、
後者は週に3回×3時間×4週=36時間。
たった1ヶ月でこれだけの差が出来てしまうんです。
それだけではありません。
1週間に1回だと
知識も経験もすべてが定着するのに時間がかかってしまいます。
ある意味、次の週には
「えぇと・・・あれはどうするんだっけ？・・・・」
と、探り探りの勤務になるんですよね。
しかも勤務時間は3時間。
手探りで勤務をして、
少し要領がつかめるか、まだ不安なままに
また来週。
これで慣れるのにどれだけもの時間がかかるかわかりません。
なにより、スタッフを受け入れる側は雇いたくないですよね。
戦力にならないのに
人員の一人とカウントされるわけです。
一緒に働くスタッフとしても
いつまでもお客様気分でいられると
イライラしてしまいますし、
そうすると人間関係も悪くなっていってしまいます。
かといって、いきなり常勤、フルタイムでは
身体も心にも負担がかかってしまいます。
働く時間は現場勘を取り戻すのに大きく左右はしますが
そこにだけ捕らわれて
他のことの優先順位を下げてしまうことは
結局自分の首を絞めてしまうことになります。
ではどうしたらいいのか？
自分の希望に加えて
ブランクなどを加味して
働く部署、働く時間を考慮した
復職先を選ぶことです。
言葉にすると難しいことですが
自分の希望+客観的に見て
どのような復職スタイルが合っているかを考えることです。
たとえば、
自分の希望は
ママさんナースが多いところで
夜勤がなくて
子供が幼稚園に行っている時間だけ
だったとします。
ブランクは5年。
基本的にブランクは3年以上だと現場勘はゼロだと言われていますので
勤務時間は多ければ多いに越したことはありません。
しかし、子供が幼稚園に行っている時間だけとなると
フルタイムの勤務は無理です。
客観的に考えて、
受け入れる施設としては
いつまでも現場に慣れないスタッフは欲しくはない。
ではパートで探そうとすると
週に2日くらいから始めて、
勤務と日常生活のバランスが取れてきて、
慣れてきたら勤務時間を増やしていく。
そうすると受け入れる施設側としても
現場勘を取り戻し、
戦力となって行ってくれる、と納得できる、ということです。
もちろん、復職支援プログラムを組んでいる施設もありますし、
ブランクのあるスタッフを雇用する場合の対策を
考えている施設もありますので
そう言った施設を選んでいくこともいいでしょう。
では、こういった働き方をするためにどうしていったらいいのでしょうか？
復職の時には転職サイトを活用しましょう、と
今までも散々話していますが
転職サイトで相談をし、交渉をしてもらうことです。
⇒復職するなら転職サイト！自分に合った特徴の転職サイトの見つけ方
自分でただ求人を探して応募をする場合は
求人に書かれていることを納得した上での応募になるわけですから
交渉はしにくいですし、
何より個人の要望ばかりを受け入れていては
組織はうまく回りません。
組織の歯車の一つになる覚悟が必要です。
ここで転職サイトというクッションを置き、
自分の要望と施設の求める人材のすり合わせをしていくことで、
納得のいく復職をしていくことが出来るようになります。
転職サイトにもいろいろありますので
自分の希望する特徴のサイトを3社は登録し、
比較をしながら就職活動をしていきましょう。
⇒復職するなら転職サイト！自分に合った特徴の転職サイトの見つけ方